36歳未経験高卒文系の公務員がエンジニア転職のした後のメモ

タイトルの通り、36歳未経験高卒文系の公務員がエンジニア転職のした後のメモとして書いています。

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・今日も健康。ありがとう。

・わからないところを教えてくれてありがとう。

会社に入ってから初めての案件が一区切りついた。

プログラミングの勉強をはじめてから大体半年、結局ポートフォリオが完成を見る前に就職が急に決まり、二日目にはこの案件のWEB部分を任されたがなんとか形にすることができたのでは無いかと思う。

初めての事ばかりで毎日ドキドキしながら必死にやってきたが自分に足りない部分とこれからの学習の焦点を整理するためにも一度この1ヶ月を整理してみたいと思う。

 

足りない部分

・各種ツールの使いこなし(excel, VScode

デバッグのスキル

・作業時間の見積もりを早期に出す習慣

・根本的なネットワークやコンピューター、サーバーに対する知識不足

 

特に痛感したのはこの4点でした。

4つ目などは環境構築をする際の様々な設定時に顕著になった。

環境構築などの部分はプログラミングスクールの教材などでは「このコードをコピペしてください」的なモノが多く、そのコマンドが何をしようとしているかを理解せずに通り過ぎていたことが原因かと思う。

確かに環境構築はなかなか初学者に教えるのはハードルが高く、キチンとやろうとするとコーディングが始まる前に挫折する人もいるのでは無いかと思う。メンターの方から聞いた話だと環境構築で1ヶ月近くハマる人も中にはいると言う。

IT業界でエンジニアを増やしたいと言うことを考えるとこれはなかなか難しい問題なのでは無いかと思う。

幸い次の案件も決まっていてまだ動き出しまで時間があるので情報収集しながら練習がてら今度は自分のローカル環境に開発環境を構築して(今回の案件はいろんな事情で本番環境と開発環境が別れていなかったのでデバッガーが使えず苦しかった)VScodeの機能をもっと活用できるようにしていきたい。

 

デバッグのスキルは・・・とにかくたくさんコードを書いて失敗して直すことが一番なのかしら・・・。

 

決意してから退職まで

こんにちは。

 

前回記事では様々なことが重なり、退職を決意したのが2018年9月だったという話をしました。2018年の9月に退職を決意してから実際に何をすれば良いか調べまくりました。

 

自分の持っている能力、今の世間で足りていない人材、実現の可能性、食っていけるようになるのか、何よりその業界で腹括ってやっていけるか。

何せ僕はこの時点で10年以上周りの人から置いていかれています。

 

「10年遅れでの社会人デビュー」というような気持ちで正直、焦りや不安がとても大きかったことを覚えています。一般社会で生活されてきた方にはわかりづらいかもしれませんが自衛隊という所はとても閉鎖的です。

世間の常識は自衛隊の非常識。裏を返せば自衛隊の常識は社会の非常識。

名刺交換のマナーすら知りませんでした。

 

で、僕がまずITを選んだのは縮小しながら大きく変化していくであろうこれからの日本でスタートを切る、かつ、なんのスキルも無い僕が稼いで行くには圧倒的に人が足りていない業界に的を絞る必要がありました。

 

仮に僕が人を雇うときに自分を見て「僕のような人間をなぜ雇うか」というわかりやすい動機が必要です。何せ僕は36歳、スキル無し、コネ無し、経験無しです。そうなるとそもそも人が欲しくてしょうがない業界にまずは目をつけます。

 

次にITと言っても業種や職種は多様です。そこで何をするのか、何を目的にどんな働き方がしたいのか。そういうことを書き出して整理していきました。

僕の場合は・・・

・生きていくための糧(いろんな意味で)を得る

・成長と変化をしていく(これ自体が僕にとってはエネルギーです)

・自分の取り組みの結果が他者からの明確な評価と報酬につながる

・身体を壊しているので長期で考えると比較的頭脳労働であること

・将来的に組織に依存せずに食っていける可能性がある(最終的には自由に生きる)

 

ざっと大きくはこんな感じでした。

僕が参考にしたのは例の僕を感化してくれた友人でした。

 

もう少し彼のことを書いておくと

フリーランスのエンジニア(おそらくネットワークが専門)

・特にサイバーセキュリティーに特化

・世界中から仕事を受けている

・中学の同級生

・めちゃくちゃバイタリティーがあり、めちゃくちゃ押しが強い。

 

とまあ、こういう人物です。

 

で、彼の働き方や生き方に強く影響を受けたということです。

で、当初僕の目標は彼の薦めもあり、需要がこれからも伸び、全然人が足りていないサイバーセキュリティーのエンジニアになって行こうと考えました。

 

結論から言うと僕は今、IoT系のベンチャーでソフト面、WEB方面を担当させていただいています。サイバーセキュリティーへの興味がなくなったわけでは無いのですが・・・。

 

続く。

 

 

はじめまして。

 

こんにちは。

このメモを書いているflatouttaです。

 

タイトルの通り、僕はエンジニアとしては一般的にはかなり遅いスタートを2020年の3月始めにきりました。年齢はその時で36歳。

 

今勤めているのはIoT系(モノのインターネット、いろんなモノとインターネットを結び付けるお仕事)のベンチャー企業で、そこでプログラマ、主にWEB系、ソフトウエア面全般のエンジニアとして活動しています。

 

前職は高卒(正確には大学中退)の自衛官でした。

何かコンピュータやインターネットに触れる仕事だったかと言われると全くそんなことはなく、みなさんが想像するいわゆる兵隊さん
でした。

ちなみに年収は退職前で508万円。今の時代では僕のような何の取り柄もない凡人にはもらいすぎな額だったと思います。

しかも相当な悪さをしない限りはクビにはなりません。
退職金もそれなりにあります。究極の安定が保証されています。(どこかに派遣されて死なない限りは)

幸い僕のいた部隊は海外によくいく部隊だったので刺激もあったし、やりがいもあり、何より同僚にも恵まれていました。


で、今はというと月収制で20万、つまり年収240万。

まあ、ややビンボー気味です。
当然、実力不足ならクビもありますし退職金もありません。

でも転職の決断自体に今は後悔はありません。


では何故僕が転職を意識するようになったか。それは仕事をしたりして過ごした時間に対しての「成長と変化」があまりなくなってしまったからです。

仕事はいつも頑張っている。だけどある日、民間企業で働く同級生と久しぶりに会ったときにショックを受けます。

 

彼は世界を相手に仕事をするフリーランスでいくつかの会社の役員もしています。

就職したのは僕が先でした。
そのころの能力的には確かに友人のほうがバイタリティーがあり、頭もいい。しかしそんなに大差があるとは思っていませんでした。

 

しかし、それ以来10数年の過ごし方や取り組みでその友人と僕とで天と地ほども「人間力」的なものに差がついてしまっていたのです。

 

前の職場で僕はまあまあ一生懸命やっていたおかげで同僚や上司からもそれなりの信頼を得ていて自衛隊において絶対の「階級」の壁を越えた仕事を任せていただくこともたまにありました。

 

仕事自体に誇りも持っていましたし休日も楽しく、それなりに充実しているつもりでした。しかし、どこかでそれにあぐらをかいていた自分に気付き、言ってみればそれまでに貯めた信頼という貯金の利子で生活しているような状態だったのです。

 

そこで僕は「満たされていない自分」が居ることに気づいたのです。


最終的には身体にガタが出始め、自分の兵隊さんとしての能力をプロとして充分に維持することが不可能だと悟ったときに転職を決意しました。時は2018年9月・・・。

 

それから次にどうするかを考えました。

以前から興味を持っており、友人の勧めもあってITの分野に進もうと考えます。

そこでプログラミングの勉強を手探りではじめました。

 

続く。